東海大学医学部の1次試験は2/2(火)と2/3(水)に実施されます。
今回は、一般試験の対策や注意点についてお伝えします。
東海大学医学部の受験はここに注意!
東海大学の1次試験日は2/2(火)と2/3(水)に実施されます。いずれか1日または両日受験が可能です。
2/2(火)は帝京大学、福岡大学の1次試験と、2/3(水)は、帝京大学の1次試験、日本医科大学、藤田保健衛生大学(前期)の2次試験と重複します。
1次試験は、東京(五反田TOC・TOC有明)、横浜[2/3(水)のみ]、名古屋、大阪、福岡で実施されます。
英語と数学のチェックポイント!
[英語]
2015年度に出題された英語の分析を見てみましょう。今回は、2/2(火)実施分のみを記載します。
[全体の難易度]:標準
[前年との難易度の変化]:変化なし
[時間に対する分量]:適量
[設問別の分析]
例年通り大問8題で、難易度は標準~易レベルです。試験時間70分で大半がマーク式であることを考えると、分量は適量です。しかし、英文和訳と和文英訳は標準的ではあるものの、ある程度の時間を必要とするため、マーク式の箇所を素早く解答する必要があります。長文・文法・会話文など幅広い分野の基本を学び、演習で定着させ、最終段階として標準レベルの問題集で記述対策を行うとよいでしょう。2016年度から、英語の配点が150点から100点に変わるため、傾向が変化する可能性もあります。
学科試験での英語の配点比率は、2015年度までは約43%と非常に高かったために英語の得意な生徒に有利でした。2016年度入試からは、英語の配点比率が数学や理科(1科目選択)と同じ約33.3%となります。この変更は、合否分布に影響を与えるかもしれません。
[数学]
2015年度に出題された数学の分析を見てみましょう。今回は、2/2(火)実施分のみを記載します。
[全体の難易度]:易
[前年との難易度の変化]:易化
[時間に対する分量]:適量
[設問別の分析]
大問1は教科書レベルの小問集合で、大問2、大問3は誘導に従って解いていく標準的な問題です。比較的時間にも余裕があり、数学の得意な受験生にとっては、今回のように満点を狙える年もあります。全般的に、各分野の基本的な解法が習得できていれば解ける問題ばかりです。特に、微積分、確率、数列、ベクトルは重点的に練習しておきましょう。誘導に乗るのが苦手な人は、センター試験などの誘導形式の問題を数多く練習しておく必要があります。
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別の機会に面接試験と小論文試験を解説予定です。