北里大学医学部の一般入試の面接試験と小論文試験の対策や注意点についてお伝えします。
北里大学医学部の受験はここに注意!
北里大学医学部の2次試験日は2/6(土)または2/7(日)に実施されます。受験生がいずれか1日を出願時に選択できます。
2次試験会場は、東京(北里大学相模原キャンパス)で実施されます。
1次の学科試験の注意点は、ココをご覧ください。
面接試験と小論文のチェックポイント!
以下は、2015年度北里大学医学部の一般入試を受験した、メディカルラボの生徒が協力してくれた「一般入試・受験レポート」から抜粋しています。
■面接試験
[形式]:集団面接
[面接官の人数]:3人
[受験生の数]:2人
[配点]:非公表
[試験時間]:20~30分
[判定方法(北里大学の募集要項より)]:将来医師としての職業に直結する受験生の人物、意欲、適性を評価します。グループ面接または個人面接、あるいは両方を複合した方式で行います。
[主な質問内容]※特徴のある質問のみ
□これまで苦労をしたエピソード
□自分が医師に向いていると思う点
など
面接試験は、集団面接であり討論ではありません。順番に同じ質問をされるので、相手の意見に左右されることなく、自分の考えをしっかりと面接官に伝えなければなりません。
事前に提出している願書や志望理由書に書いた内容に関することから質問されることが多く、返答に困るような質問はほとんどなかったようです。
■小論文
[形式]:課題文型・合計820字
[配点]:非公表
[試験時間]:90分
[出題内容]
(1/31実施)桐野高明著『医療の選択』の抜粋を読み、①適切なタイトルをつける。②保険制度を基盤とする国は北欧諸国やイギリスの医療制度に近いと考えられる理由を述べる。③2つの未来像を考慮した上で、今後日本が目指すべき医療制度について、自分の考えを述べる。
(2/1実施)稲森和夫・梅原猛共著『近代文明はなぜ限界なのか』の抜粋を読み、①適切なタイトルをつける。②本文中で著者が懸念している近代日本人の問題点について述べる。③本文の趣旨を踏まえ、自分が考える理想的な日本人の未来像について述べる。
課題文のテーマは、医療系だけでなく、科学系、社会系、人文系など、年度と受験日により変わります。出題形式は毎回同じ形式なので、過去数年分の問題を解いて練習をしておきましょう。自分の考えを述べるのは、最後の③のみです。
メディカルラボでは、冬期・直前講習で面接試験や小論文試験の対策を行っています。受験大学の出題傾向を踏まえて個別指導で対策を実施します。ぜひご利用ください。