保護者として、お子様に「いかに医学部へ気持ちを向かわせるか?」について、(その3)では「オープンキャンパスに参加する」ことについてお伝えしました。
(その4)では、「あたたかく見守り、追い込まないこと」について、ご説明いたします。
あたたかく見守り、追い込まないこと
「保護者としていかに子供の気持ちを医学部へ向かわせるか?」について、保護者として何ができるのかを、①「保護者が医学部受験の知識を持つ」②「医療・医学に関する情報を日常に取り入れる」③「オープンキャンパスに参加する」の3つの点から説明をしました。
これまで、医学部に関する情報についての知識に関することでしたが、最後は「あたたかく見守り、追い込まないこと」についてお話しします。
昔からよくあることですが、受験生よりも保護者の方が神経質になってしまい、受験生が家庭での居場所を失い、中には医学部進学を諦める場合もあります。保護者の神経質な状況は、ほぼ子供に伝わっていると考えて良いでしょう。まず保護者は医学部を受験するのが子供であることを自覚し、規則正しく日々の生活を送れるように充実させることが何よりも大切なことです。
模試の成績が振るわない場合は、保護者として何か一言二言、子供に言いたくなるのが常です。もし本当に本人が医学部をめざしているのなら、そのような素振りを見せなくても、当の本人が一番反省をしているはずです。
志望校選択や模試成績の結果分析、勉強方法について、今後にプラスとなる具体的で的確なアドバイスをできる保護者はほとんどいないと思います。また、保護者の中には自分が受験生だった頃の話をして、子供との溝を広げる人もいます。(その1)で「保護者が医学部受験の知識を持つ」ことの大切さをお伝えしましたが、わかる範囲で話をすることは問題ありません。
しかし、専門的なことに関しては、高校や予備校の担任の役割となります。(高校や予備校を選択する時は、担任の役割にも注意が必要)
メディカルラボでは、担任が保護者と生徒の間に入り、きめ細かな調整をしているのも大きな特徴の1つで、保護者からの信頼は厚いです。受験の専門家の活用も積極的に行ってみてはいかがでしょうか!
医学部へ合格した生徒に、受験期に保護者がやってくれたことで感謝していることを尋ねると、毎日の手作りの温かい食事や塾への送り迎え、朝起こしてくれたことなどを多くの生徒が口にします。とてもデリケートな時期だからこそ、余計なことを言わず、行わず「あたたかく見守り、追い込まないこと」が、長い受験期を親子で乗り切る最良の方法ではないかと思います。
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