昔から難しかった医学部。保護者の時代と今とを比較すると、さらに医学部の人気も難しさもアップしています。
今回は医学部の人気の秘密についてお伝えします。
医学部はなぜ一段と難しくなったのか!
ここ数年、保護者対象の講演会を全国で実施しています。4月にも青森県保険医協会主催のセミナーでお話をさせていただきました。
講演内容は、保護者の時代とは大きく変わった医学部の難易度や入試制度、学費、受験生の意識などでしたが、ご参加の皆さまは昔との違いにとても驚かれていました。中でも医学部の難易度については、ため息をもらす方もいるほどに変化をしました。
では、なぜ保護者の時代よりも医学部合格は難しくなったのでしょうか?
私が予備校業界に関わるようになったのは、28年前のことでした。当時、私が勤務していた大手予備校は東大や京大の合格者を多く輩出しており、この時代、成績上位者には東大・京大に続き医学部に人気がありました。
少子化が進む中、今では難関大学を除いては全入時代を迎えていますが、医学部志願者だけは増え続けています。いくつかの原因を挙げると、
①医師不足
②東大・京大など難関大志望者が医学部へ志望変更
③女子の医学部志願者の増加
④1970年代に設立の新設医学部(34大学)へ当初入学した保護者の子供が医学部を志望
⑤歯学部不人気による医学部への志望変更
などが主な理由です。
全国で18校舎を展開しているメディカルラボには、女子の生徒の方が多い校舎もあります。女子は小さな頃から医師になる夢を持ち、それに向けてコツコツと勉強を続けるためです。
このことは、医学部の志願者の増加と難易度アップにつながっています。
ひとたび医師免許を取得すれば職に困ることもなく、定年も男女の区別もない。難関大学を出て大手企業に入社しても、倒産やリストラなど先行きが不透明なこの時代、医師免許は明らかに最強の資格となりました。また、生涯賃金も魅力の1つです。
メディカルラボの夏期講習
「この夏、医学部受験対策を本格的に!」という受験生には、メディカルラボの完全個別授業がお薦めです。個別授業で、学習したい科目や分野に絞って授業を受講できます。
高校の夏期補習や部活動の状況を配慮して、授業スケジュールを作成します。短い期間でも受講者の成績を上げるためのカリキュラムを提供します。
詳しくは、メディカルラボのホームページをご覧ください。