東京医科大学の1次試験は2/6(土)に実施されます。
今回は、一般試験の対策や注意点についてお伝えします。
東京医科大学の受験はここに注意!
東京医科大学の1次試験日は2/6(土)で、昭和大学(Ⅰ期)・北里大学・聖マリアンナ医科大学の2次試験と重複します。
1次試験会場は、東京(東京医科大学・ベルサール新宿グランド)で実施されます。
英語と数学のチェックポイント!
2015年度に出題された英語と数学の分析を見てみましょう。
[英語]
[全体の難易度]:やや難
[前年との難易度の変化]:難化
[時間に対する分量]:非常に多い
[設問別の分析]
全問マーク式で、2015年度も大問5題の出題形式に変化はありません。しかし、大問4、大問5の長文の語数が合計で約450語増加した上に、内容真偽の選択肢が20から30に増加したため、2014年度よりかなり難化しました。60分という試験時間を考慮すると、時間にはまったく余裕がないため、2013年度以前の特に分量が多かった時の過去問を使って時間配分を考えながら、過去問演習を行う必要があります。特に大問5に関しては、選択肢の該当箇所を本文中から素早く正確に見つける練習をしなくてはなりません。
東京医科大学の読解問題の英文素材は、「医療系」「科学系」「人文系」など、幅広い分野から出題されています。2014年度は「夫の自宅介護と妻の葛藤」「身振り言語」、2013年度は「高齢者とペット飼育」「脱ジャンクフードへの挑戦」がテーマでした。試験時間を考えると、過去問を解く際には、必ず時間を計りましょう。
[数学]
[全体の難易度]:易
[前年との難易度の変化]:易化
[時間に対する分量]:適量
[設問別の分析]
大問1、大問2は小問が2題ずつで、幅広い分野の基本的な問題が中心に出題されます。2015年度には出題されませんでしたが、思考力を問われる問題が出ることも多くあります。誘導がないので、知っている定型問題の型が多ければ多いほど有利です。ベクトル、数列、微積分など幅広い範囲から出題されていますが、2次曲線の接線に関する問題も頻出です。見た目よりも時間がかかる問題が多いので、定型的な解法が瞬時に頭に浮かぶことと、要領のよい計算をすることが必要です。
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