東京医科大学医学部の一般入試の2次試験についてお伝えします。
東京医科大学医学部の面接試験と小論文試験、適性検査
東京医科大学医学部の一般・2次試験は、面接試験と小論文試験、適性検査が実施されます。
試験日は、2/10(土)です。
試験会場は、本学(新宿)で実施されます。
面接試験のチェックポイント!
以下は、2017年度にメディカルラボの生徒で、東京医科大学医学部の一般入試を受験した生徒が協力してくれた「一般入試・受験レポート」から抜粋しています。
■面接試験
[形式]:個人面接
[面接官の人数]:2人
[受験生の人数]:1人
[配点]:非公表
[試験時間]:10~15分
[主な質問内容]
□医師志望理由
□目指す医師像
□どんな大学生活を送りたいか
□高校生活について
□最近の気になるニュース
□今までで一番嬉しかったことは何か
□調査書の内容について
□これまでに勉強以外で取り組んできたこと
□リーダーに必要なもの
□体力に自信はあるか
□ソーシャルメディアについて
□SNSを使っているか
□本校の理念「自学自習」についてどう考えるか
など
一般的な質問内容が多いようです。特徴のある質問内容としては、「ソーシャルメディアについて」や「SNSを使っているか」ですが、これは東京医科大学のアドミッションポリシーの中に『ICT(情報通信技術)の基本を理解している人』という記載があるからでしょう。ICT(IT)については、医療とのかかわりを含めて、少し考えておいた方が良いと思います。
また、「自主自学」についても、アドミッションポリシーに記載されているので、質問をされたら返答できるように準備が必要です。
■小論文試験
[形式]:課題文型
[試験時間]:60分
[字数]:400~600字
[出題内容]:神谷 美恵子『生きがい』についてを読んで、筆者の「生きがい」の考え方を理解し、それに照らし合わせながら、自分の経験から考えた「生きがい」について述べよ。
小論文のテーマは、2016年度は『於菟(森鴎外の息子)著「耄碌寸前」』、2015年度は『小林一茶の俳句』だったりと、様々な内容がテーマとなっています。
難しく感じる受験生も多いようです。最初に落ち着いて正確に文章を読むことが大切になります。
■適性検査
適性検査は、YG性格検査とバウムテストの2種類が実施されています。2つともに非常に有名な検査です。気になる人は、ネット検索をして調べてみてください。
YG性格検査は、簡単な質問に「はい」「どちらでもない」「いいえ」で答えるものです。
バウムテストは、1枚の紙に鉛筆で木や家、人を描くテストです。
どちらも非常に有名なもので、受験者の性格などを判断する1つの材料として使用されます。
どちらの適性検査も十分な時間はありませんので、平常心を保ち素早く設問に解答しなければなりません。
メディカルラボでは、冬期・直前講習で面接試験や小論文試験の対策を行っています。受験大学の出題傾向を踏まえて個別指導で対策を実施します。ぜひご利用ください。