東邦大学医学部の一般入試の2次試験についてお伝えします。
東邦大学医学部の面接試験
東邦大学医学部の一般・2次試験は、面接試験が実施されます。
試験日は、2/8(木)か2/9(金)です。
試験会場は、本学(大森キャンパス)で実施されます。
面接試験のチェックポイント!
東邦大学の面接試験は、集団討論と個人面接(MMI方式)の2種類で実施されました。
以下は、2017年度にメディカルラボの生徒で、東邦大学医学部の一般入試を受験した生徒が協力してくれた「一般入試・受験レポート」から抜粋しています。
■集団討論
[形式]:集団討論
[面接官の人数]:2人
[受験生の人数]:4人
[配点]:非公表
[試験時間]:15分
[進行]:与えられたテーマについて、優先順位を決め、全員の考えをまとめて述べる。
[主なテーマ]
□「高齢化社会対策」
□「今後の漁業に必要なこと」
□「市長の公約」
など
討論のテーマの1つである「市長の公約」は、『あなたは市長の部下で、マニュフェストには「インフラ整備」「高齢者施設の建設」「産業復興」「児童虐待防止」「中学生までの医療費無料」の5つを掲げている。予算の関係上、全て実施することは難しいために優先順位を付けることになった。』これについて討論を行いながら自分の考えを述べる。
様々な内容がテーマになっており、設定も細かいため討論に不慣れな受験生は、事前に練習をしておく方がよいでしょう。
■個人面接
[形式]:MMI方式
[面接官の人数]:1人
[受験生の人数]:1人
[配点]:非公表
[試験時間]:3分×4回
[進行]:3分間の面接が4回、部屋を変えて行われ、それぞれ1つのテーマについて質問される。
[主なテーマ]
□「4コマ漫画を見て考えを述べる」
□「手術の同意書にサインをさせるには」
□「与えられたニュースについて説明する」
□「チーム医療の中でもめた場合、どうやって相手を説得するか」
□「話題の語句について説明する」
など
「与えられたニュースについて説明する」は、『トリアージ』『JAXAのコウノトリ』『ドゥテルテ』『ドストエフスキー』『相模原での障害者施設の事件』について、3ワードを選択して3分間で説明するものです。日ごろから、ニュースに興味を持っていなければ、短い時間の中で分かりやすく簡潔に説明をできないかもしれません。
他のテーマも、3分間で説明をしなければなりませんが簡単なテーマはありません。
落ち着いて面接試験に臨むことができるように、可能な範囲で対策をしておいた方が良いでしょう。
メディカルラボでは、冬期・直前講習で面接試験や小論文試験の対策を行っています。受験大学の出題傾向を踏まえて個別指導で対策を実施します。ぜひご利用ください。