聖マリアンナ医科大学医学部の一般入試の2次試験についてお伝えします。
聖マリアンナ医科大学医学部の面接試験と小論文試験
聖マリアンナ医科大学の一般・2次試験は、面接試験と小論文試験、適性検査が実施されます。
試験日は、2/10(土)か11(日)です。
試験会場は、本学(川崎市)で実施されます。
面接試験のチェックポイント!
以下は、2017年度にメディカルラボの生徒で、聖マリアンナ医科大学医学部の一般入試を受験した生徒が協力してくれた「一般入試・受験レポート」から抜粋しています。
■面接試験
[形式]:個人面接
[面接官の人数]:3人
[受験生の人数]:1人
[配点]:100点
[試験時間]:約15分
[主な質問内容]
□医師志望理由
□本学志望理由
□併願校について
□どんな医師になりたいか
□高校生活で印象に残っていること
□大学生活でやりたいこと
□自分のどういうところが医師に向いているか・向いていないか
□最近読んだ本について
□親しい人を助けたことはあるか
□集団の中で議論をしたことはあるか。その内容や経緯、議論の結果について
□集団の中で活躍したことはあるか
□ 友人と意見が食い違ったとき、どうするか
□自己PR
など
一般的な質問内容が多いようですが、アドミッションポリシーに「誠実で協調性に優れ、広い視野を有している」の一文があるためか、それに類した質問が多いです。
緊張している生徒に対しては、落ち着くまでは答えやすい質問(部活など)をした後に、別の質問に移るなどの配慮をしてくれた面接官もいたようです。
■小論文試験
[形式]:課題文型
[試験時間]:60分
[配点]:100点
[字数]:①20字②100字③300~400字
[出題内容]:
□田中まゆみ著『ハーバードの医師づくり―最高の医療はこうして生まれる』を読んで答えよ。①題名をつけなさい。②医師の取るべき態度として、筆者が読者に訴えたいことを答えよ。③医師に求められる倫理として、どのようなことが重要か自分の考えるところを答えよ。(2/11実施)
□横川善正著『ホスピスからの贈り物』を読んで答えよ。①題名をつけなさい。②著者は、芸術家の学生がホスピス訪問において、ホスピスのどのような面からどのようなことを感じ取ってほしいと考えているか答えよ。③将来医師になり、終末期の患者を担当するようになった場合、どのようなこと(複数可)を大切にして患者と接したいと思うか答えよ。(2/12実施)
小論文は、国語と小論文の力が求められます。配点が100点もあります。これは、学科試験の英語や数学と同じ配点です。配点が高いことを考えると、過去問等でしっかりと対策をしておかなければなりません。
過去3年間は、医療・科学系がテーマです。形式は2016年度と2017年度は同じでした。
メディカルラボでは、冬期・直前講習で面接試験や小論文試験の対策を行っています。受験大学の出題傾向を踏まえて個別指導で対策を実施します。ぜひご利用ください。