2019年度聖マリアンナ医科大学の推薦入試は、1次試験が11/11(日)、2次試験は11/25(日)に実施されます。
聖マリアンナ医科大学の推薦入試(一般公募制)
聖マリアンナ医科大学の推薦入試の1次試験についてお伝えします。1次試験は、一般公募制推薦も指定校推薦も同じ内容です。
■一般公募制の推薦入試は、定員約10名で募集されます。この他に、指定校推薦(定員約20名)が実施されます。
■出願条件は、以下の通りです。
現役生のみが対象。また、全体の評定平均値が4.0以上の者で、数学・理科・外国語のそれぞれの評定平均値が4.0以上の者。
■選考方法
第1次選考:適性検査、基礎学力試験(英語)、基礎学力試験(自然科学総合問題)
※合格した受験生のみ2次試験を受験します。
第2次選考:小論文、面接Ⅰ、面性Ⅱ
■2018年度の志願者は59名で合格者は10名でした。59名には、指定校推薦を受験した併願者数も含みます。
聖マリアンナ医科大学の1次試験
2018年度にメディカルラボの生徒で聖マリアンナ医科大学の推薦入試を受験した人の「受験レポート」より概要を抜粋してみます。
■適性検査とは
就職試験などでも使用されている有名なYG 性格検査に近い内容の心理テストです。それぞれの短い質問に対して,はい/いいえで答えます。設問は300問あり、試験時間は30分です。
例えば「性格は,気さくな方だ(はい/いいえ)」「おとぎ話を信じていた(はい/いいえ)」などで、特に対策の必要はないでしょう。
■基礎学力試験(英語)とは
大問数は5問で、設問は全部で25問程度です。試験時間は60分。2018年度は読解問題が4題で、読解問題のテーマは「水に溶質が溶解することについて」、「氷河について」「生物の消化吸収について」、「犬は人の気持ちが分かるのか」でした。残り1題は、会話文でした。
受験をした生徒の意見は、「教科書レベルで読みやすかった。単語も易しい。」「長文は一般入試を易しくした程度」とのことでした。
■基礎学力試験(自然科学総合問題)とは
数学、物理、化学、生物の4科目から出題されます。大問6題を90分で解答します。
数学:「データの分析」からの出題
物理:「浮力」に関する出題
化学:構造式とDNAについて
生物:「真核生物と原核生物」「多細胞生物と単細胞生物」「血漿」「鯉が水面で口をパクパクさせる理由」
受験をした生徒の意見は、理科については「化学・生物・物理の全範囲から出題されるが、全体的には生物が多かった」「物理選択者は生物基礎の教科書に,生物選択者は物理基礎の教科書に一通り目を通しておくと良い」とのことでした。また、時間配分も気にしながら解答を進めなければ時間が足りなくなる可能性もあります。
推薦・AO入試対策のご案内
メディカルラボの推薦対策は、実際に志望校を受験した生徒が記入した受験レポートや大学の入試担当者からの貴重な情報をもとに『推薦入試データブック』を作成し、それに基づき授業を進めます。
詳しくは、メディカルラボのホームページをご覧ください。