毎年、7月~10月にかけて、全国の大学の医学部でオープンキャンパスが開催されます。オープンキャンパスは、参加することで多くのことを得ることができます。
オープンキャンパスに参加するとメリットがいっぱい!
あまり医学部には興味はなかったけれど、友人に誘われてオープンキャンパスに参加したことが、医学部志望のきっかけとなった人もいます。可能ならば、高1生・高2生のうちに参加をしておきたいものですが、もちろん高3生でも受験勉強の気分転換として1日くらいはオープンキャンパスに費やして良いと思います。
オープンキャンパスに参加するメリットをいくつか挙げてみます。
①志望理由が明確になる。志望動機書作成に役立つ
②医学部が身近に感じられる。志望意志が固まる
③参加者だけが入手できる情報がある
④面接試験の対策になる
⑤前もって志望大学の雰囲気がわかる
⑥試験会場の下見ができる
医学部受験で、とても重要な面接試験対策に最適!
医学部入試の特徴の1つである面接試験。現在は、全ての大学、全ての入試日程で面接試験が試験科目として課せられます。しかも、年々、重要度が増してきています。
そしてオープンキャンパスに参加すると、面接試験の対策ができるということも知っておいた方がよいと思います。
例えば、あなたが関東出身の高3生だとします。複数の大学を併願受験する予定で、そのうち1つは福岡県久留米市にある久留米大学を考えたと仮定します。(久留米大学は例年、東京都内で1次試験を実施しています)
1次試験に合格をすれば、2次試験は本学で面接試験を受験することになります。これまで、一度も足を運んだ経験のない久留米市。もし面接官から『どうして本学を受験したの?』『本学に来るのは初めて?』と質問されたら何と答えますか?
オープンキャンパスに参加をした際に、もし余裕があれば、何か医学部の先生や医学生に質問をして、大学のことや研究内容などを聞いておくことです。そして、ついでに先生や医学生の名前も忘れないよう書き留めておけば、そのことを面接試験でアピールできるかもしれません。志望動機書にも記入できます。
次回(その2)では、オープンキャンパスに参加できなかったり、参加後に大切なことをお伝えします。
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