北里大学医学部の一般入試の2次試験についてお伝えします。
北里大学医学部の面接試験と小論文試験
北里大学医学部の一般・2次試験は、面接試験と論文試験が実施されます。
試験日は、2/3(土)か2/4(日)です。
試験会場は、本学(相模原キャンパス)で実施されます。
面接試験のチェックポイント!
以下は、2017年度にメディカルラボの生徒で、北里大学医学部の一般入試を受験した生徒が協力してくれた「一般入試・受験レポート」から抜粋しています。
■集団面接試験
[形式]:集団面接
[面接官の人数]:3人
[受験生の人数]:2人
[配点]:非公表
[試験時間]:20~30分
[アンケート]:面接試験の前に「医師志望の理由」などアンケート用紙に記入
[質問内容]
□本学志望理由
□医師志望理由
□自己PR(1分程度)
□高校生活について
□最近気になったニュース、その感想
□自分の長所・短所
□将来の志望
□大学で勉強以外に何がしたいか
□尊敬する人物について
□友人関係について
□併願校について
□感銘を受けた本
□医療ミスについてどう思うか
□チーム医療に必要なこと
□今まででいちばん大変だったこと
□誇りに思っている経験
など
例年、一般的な質問内容です。試験時間は20~30分と長いのですが、それほど緊張をしたという声は聞きませんでした。控室では一緒にペアを組む人と話をして、リラックスをして面接に臨んだ人もいました。
最後に1分間アピールを求められたグループもあったようです。
■小論文試験
[形式]:課題文型・2/4実施①20字②400字③800字、2/5実施①30字②200字③800字
[配点]:非公表
[試験時間]:90分
[出題テーマ]
□大杉義征著『新薬アクテムラの誕生』を読み、①タイトルを付け、②「Stay foolish」という主題について著者の見解を述べ、③本文で示されている姿勢を自分のこれからの人生にどのように生かしてゆくかを述べる。(2/4実施)
□桐野高明著『医療の選択』を読み、①タイトルを付け、②著者の考える「医療の限界」について説明し、③超高齢化社会の中での介護の在り方について自分の考えを述べる。(2/5実施)
医療以外のこともテーマになっています。タイトルを付けたり、著者の見解を述べる設問は、毎年変わりません。現代文の学力も必要です。最後のみ「自分の考えを述べよ」という、小論文本来の問題です。数年分、北里大学の過去問で練習をして、先生に添削指導を受けておく方が良いと思います。
メディカルラボでは、冬期・直前講習で面接試験や小論文試験の対策を行っています。受験大学の出題傾向を踏まえて個別指導で対策を実施します。ぜひご利用ください。