2019年度金沢医科大学の特別推薦入試(AO入試)の試験は、11/24(土)、25(日)に実施されます。
金沢医科大学の特別推薦入試(AO入試)
金沢医科大学の特別推薦入試(AO)入試の学科試験についてお伝えします。
■推薦入試は、特別推薦入試(AO)[定員27名]と推薦入試(指定校・指定地域)[定員5名]の2区分で実施されます。試験日程が同じであることから、昨年同様、学科試験は同じ内容になるのではないでしょうか。
■出願条件の概要は、以下の通りです。
[特別推薦]:平成30年4月1日現在満25歳以下の高等学校卒業者、平成31年3月卒業見込みの者で、合格した場合に必ず入学を確約でき、本学を卒業後、本学病院または氷見市民病院において臨床研修(5年)を行う意志の強固な者。
■選考方法
英語 、数学Ⅰ・A、理科基礎 2科目、一般常識、個人面接
■2018年度の志願者
推薦(指定校・指定地域):志願者数は7名で入学者数は3名
AO:志願者数は455名で入学者数は27名
金沢医科大学の学科試験
2018年度にメディカルラボの生徒で金沢医科大学の推薦入試を受験した人の「受験レポート」より概要を抜粋してみます。
□試験時間は、英語・数学・理科(2科目)・一般常識を併せて100分。試験時間を意識して解答しなければ、時間が足りなくなります。
■英語の出題内容
長文読解問題が1題のみ出題。「紙媒体とデジタル媒体での本や論文の読み方の違い」のついての英文を読んで設問に答える。設問は空所補充、英文和訳、内容不一致、内容説明。
受験をした生徒の意見は、「対策は一般入試の英語が効果的」「設問も英語で書かれている」「英語の目標解答時間は15~20分」 とのことです。
■数学の出題内容
2018年度は、大問2題で、1題は数Ⅰ範囲の「2次関数」と数A範囲の「場合の数」でした。
2017年度は、大問4題で、数Ⅰと数Ⅱからそれぞれ2題ずつ出題されました。
受験をした生徒の意見は、「基本的な問題ばかりなので、いかに高得点を取るかが合否を分ける」「時間配分を考えて解答すること」などでした。
■物理の出題内容
大問3題で、内容は「力学(ばね)」「波動(気柱共鳴管)」「波動(音の性質)」でした。
受験をした生徒の感想は、「基本問題が多い一方で、たまに厳しい問題もある」「時間が限られているので解ける問題から手を付けることが重要」などでした。
■化学の出題内容
大問2題で、「理論(電子の配置、電子式、極性)」「理論(塩の配置、中和反応)」でした。
受験をした生徒の感想は、「計算が煩雑」「正確な知識が必要」などでした。昨年の大問は、理論と無機から、一昨年は、理論が2題でした。
■生物の出題内容
大問2題で、「体液濃度の調節、ホルモン、塩類細胞(論述)、海水魚と淡水魚の違い(論述)」と「ハイブリッド細胞(論述)」でした。
受験をした生徒の感想は、「あやふやな知識では太刀打ちきない」「説明を求める設問が多い」「細かい部分の知識も必要」などでした。
■一般常識の出題内容
大問3題で、「段落の並べ替え」「時事問題」「四字熟語・慣用句」です。「時事問題」は、語句が与えられていて、関連するものを選ぶ形式です。どれも基本的な設問が多いようです。
推薦・AO入試対策のご案内
メディカルラボの推薦対策は、実際に志望校を受験した生徒が記入した受験レポートや大学の入試担当者からの貴重な情報をもとに『推薦入試データブック』を作成し、それに基づき授業を進めます。
詳しくは、メディカルラボのホームページをご覧ください。