今週1/16(土)から2日間、センター試験が実施されます。
具体的な勉強以外にいくつか参考になりそうなことをお伝えします。
「シャープペンシルを使用して解答してもいいですか」?など・・・
いよいよ2016年度のセンター試験本番が近づいてきました。試験対策は万全でしょうか。
「大学入試センター」のホームページには、受験に関するQ&Aのページがあります。既にご存知の人も多いと思いますが、ときどき質問されることや、気になる点をまとめてみました。※以下、QとAの「 」内は、大学入試センターのホームページから転載。
Q「シャープペンシルを使用して解答してもいいですか」
A「シャープペンシルを使用してマークした場合には,解答が読み取れないことがありますので,使用しないでください。ただし,メモや計算に限ってはシャープペンシル(黒い芯に限る。)を使用しても差し支えありません。」
可能な限り、鉛筆を使用した方がいいと思います。大学入試センターが公表しているからには、理由があるようです。それでも、使い慣れたシャープペンシルでないと調子が出ないという人は、メモや計算用にシャープペンシルを使い、最後に解答をマークする際には鉛筆に持ち替えた方が無難です。
鉛筆は日本製でマークシート専用など、品質の良いものを選びましょう。鉛筆は黒鉛筆のH、F、HBに限ります。また、消しゴムもプラスチック製の消しゴムを使用してくださいとあります。小さな鉛筆削りも机の上に置くことが許可されています。
Q「携帯電話等の電子機器類を試験場へ持ち込めますか」
A「持ち込むことはできます。ただし,すべての電子機器類は,試験開始前に必ず電源とアラームを切ってかばんにしまってください。試験時間中に,これらをかばん等にしまわず,身に付けていたり手に持っていると不正行為となることがあります。
なお,試験時間中にかばん等の中で携帯電話の着信音やマナーモードの振動音などが発生した場合には,監督者が本人の了解を得ずにかばん等を試験室外に持ち出し,試験場本部で当該試験時間終了まで保管します。」
受験生の中には、肌身離さず携帯電話を持っている人も多いかと思います。マナーモードの振動音にも注意が必要です。監督官がいきなり接近し、自分の持ち物を持ち出したら動揺すると思うので、試験開始前にはよく注意をしましょう。周りの受験生にも迷惑をかけます。
Q「試験中に耳せんを使用してもいいですか」?
A「試験監督者の指示が聞こえないことがありますので,「耳せん」は使用できません。」
自習中や模試受験時に、集中するために耳せんをして外部からの音を遮断する人を見かけることがあります。しかしながら、センター試験だけでなく、他の入学試験での耳せんの使用も禁止されています。
Q「試験時間中に使用できる時計はどのようなものですか」
A「時計として使用できるものは計時機能だけのものです。腕時計型端末は使用及び着用できません。
なお,計時以外の機能の有無が判別しづらいものを使用していた場合は,解答を一時中断させて試験終了まで預かることがあります。」
携帯電話を時計の代わりに使用するために、日ごろは腕時計など時計を所持してない人もいます。上でも書きましたが、携帯電話はかばんの中にしまわなければなりません。試験会場に時計がない可能性もありますので、腕時計など時刻がわかるものを持参しなければなりません。使い慣れた時計でない場合は要注意です。日ごろは、デジタル表示で時刻を認識しているのに、秒針のあるアナログ形式の時計だと、感覚が違って時間を見間違える可能性もあります。
Q「試験時間中に座布団やひざ掛けを使用してもいいですか」
A「「座布団」「ひざ掛け」の使用を希望する場合は,試験開始前に,試験監督者に申し出て許可を受けてから使用してください。」
エアコンの性能などにより試験会場によって、室内の環境が違います。少なくともいつも勉強している環境とは、大きく状況が変わります。今日現在、センター試験が実施される1/16・17の予想天気を調べてみると、厳しい寒さの恐れがあり、雪が降る地域も多いようです。過去の私の記憶でも、センター試験の日はなぜか寒さが厳しい日が多かったように思えます。
寒さに敏感な人は、ひざ掛けくらいは持参したほうが良さそうです。
「大学入試センター」のホームページのQ&Aのページには、これ以外にも、いくつか注意をしておいた方がよいことが記載されていますので、気になる方はチェックください。
また、1月1日に本ブログでお伝えした「持ち物チェックリストで余裕を持って試験に臨む」の記事も参考にしてください。
それでは、センター試験、がんばってください!