「医学部に向けた受験勉強をいつ頃から始めたか?」
医学部に合格した人たちの動向は気になるものです。
今回は、メディカルラボの卒業生アンケートの結果をご紹介します。
「医学部に向けた受験勉強をいつ頃から始めたか?」
受験勉強と日々の勉強の違いは何だと思いますか?簡単に言えば、受験勉強は普段の高校の授業の予習と復習以外の勉強です。例えば、1年以上も前に授業で習った内容で、苦手科目・分野を克服するための勉強や志望大学の過去問や応用レベルなどの融合問題を解くことを受験勉強と言います。
早いほうが良いというのは、なんとなくご理解いただけるかと思いますが、いつから始めるのがベストなのか?
長年の私の経験から言うと、アンケート結果にも示されている通り、高2生の冬休みまでには、受験勉強を開始できれば良いと思います。
私立大学の推薦入試の受験を考える場合、仮に高2生の10月から受験勉強を開始したとしても、残りはジャスト1年しか残されていません。数学は数Ⅲまでが出題範囲となっている大学もあります。理科も同様です。
国公立大学を志望している場合には、センター試験で必要となる国語(現代文・古文・漢文)と地歴公民の対策も必要になります。(一部の国立大は2次試験で国語が必要です)
医学部に合格するためには、まずは何と言っても苦手科目・分野の克服が必要ですが、これらを克服するには、時間を要することが多く、高3からでは時間が足りません。
こういう状況を考えると、アンケート結果の通り高2の冬休みまでに開始した方が良いでしょう。
また、これも講演会などでみなさまにしばしばお伝えするのですが、中高一貫校で医学部を始めとする難関大学に数多くの合格者を出す理由の1つは、高校で早くから受験を意識した授業を行うからだということです。高校全体が受験に向かうことで、一人ひとりに受験生としての自覚が出てくるのです。
しかし、普通の高校からでも医学部には大勢の人が合格をしています。それには、アンケートにあるように、早い時期から受験を見据えての学習計画を立てて、それに基づいて日々の学習を行えるかが鍵となります。
<メディカルラボ卒業生アンケートより>
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