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大阪医科大学医学部2年生 T.Mさん
現役で一般合格
今回お話を伺ったのは、センター利用で大阪医科大学の医学部に合格されたT.Mさん。周囲に医学部を目指す同級生が多い進学校で、センター試験の勉強を極めたTさん。苦手な文系科目をどのように克服し合格したのか、お話を聞いてきました!
Tさんが医学部を目指したきっかけは何だったんですか?
いくつかあるんですけど、一番は周囲に医学部を目指す人が多かったことです。進路を意識する時期に、周りに医学部を目指す同級生がたくさんいて、私もなんとなく目指すようになりました。また、高校2年生の時に姫路で医者の仕事を1日体験する機会があったんです。友達と参加して、とても新鮮な気持ちで楽しめました。また、祖父が昔認知症で母が介護していたんですが、その時に母と「医者って偉大だね」って話をしていたのを思い出して、本格的に医学部への進学を目指すようになりました。
そうだったんですね。どのような高校生活を過ごされていたんですか?
私の通っていた高校は、中高一貫の進学校でした。受験を意識させるタイミングが他の高校よりも早く、進学実績も豊富でした。勉強環境は比較的恵まれていたと思うんですけど、そんな高校に通う私は部活漬けの生徒だったと思います。入学時からずっとバスケットボールをしていて、そんなに強い部活ではなかったんですけど、練習や規則が厳しかったんです。授業が夕方まであって、放課後は毎日部活で、土日も試合が入ることが多く、勉強する時間を確保できていなかったです。スキマ時間を見つけて予備校には通ってはいたんですが…。
実際のセンターの結果はどうだったんですか?
地理は8割程度で、そこまで高得点ではなかったんですけど、国語は9割を超えました。理系科目もミスすることなく解けたので、総合でも9割を超えて、大成功でした。
センター試験は初日に文系科目の試験があります。そこでミスをして、翌日に悪い流れを持ち越すのが嫌だったので、文系でコケなくて良かったです。医学部を目指す受験生はセンターレベルの理系科目は基本落とさないです。なので、文系科目で差がつきますし、国語で得点を取れなかった周囲の医学部志望の友達はみんな志望校を下げていましたね。
そこから大阪医科大学はどのようにして受かったのですか?
元々センターには自信があったので、センター利用で関西4私大(大阪医科大学・関西医科大学・兵庫医科大学・近畿大学)全部に出願していたんです。一方私の第一志望は国公立でした。しかし、センターリサーチでも志望者の中で3位で、推薦合格が確実と思っていたある大学に落ちてしまったんです。そこでメンタルをやられてしまって「もう受けてやるもんか!」と思って二次を受けなかったんです(笑)。
センター利用で出した4つの大学では全て合格し、その中で、大阪医科大学は一番歴史があり、レベルも高く、家からのアクセスも良かったので選びました。ドタバタの末に進学を決めたんですけど、今の大学生活がとても楽しいので、いい選択だったなと今では思います。
そんな経緯があったんですね。最後に受験生へのメッセージをお願いします。
とにかくセンターです。私はセンターで高得点が取れたので、2次試験前にメンタルが沈んでも今こうやって医学部に進学できています。センター試験で9割さえ取っていれば、センター利用も使えるし、二次試験も余裕を持って受けられるので、早いうちから対策しておくと良いでしょう。
今思い返せば、高校1年生の時に通っていた東進では、2ヶ月に1回マーク式のセンター模試があったんです。高校1年生の時からセンターにずっと触れていたのも、私がセンター得意な一因になっていると思います。みなさんのセンター本番が上手くいくよう応援しています!