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基礎固めはできたのですが、この先はどんな風に学習すればいいのでしょうか?

作成者: 医学部受験ラボ|2019年07月03日
医学部受験 / 受験直前 / 小論文対策 / 面接対策

これからは直前対策!大学の見直しも含めて計画を立てましょう

「直前対策」といっても本当の試験直前ではなく、基礎固めが終わった夏以降~試験本番までの期間の対策を指しています。この時期に改めて受験する大学を見直すことが望ましいですが、そこにもいくつかのポイントがあります。

ポイント1 得意科目・不得意科目を把握する

医学部受験の合否は全教科の合計点で決まるため、自分が得意な科目と不得意な科目をしっかり把握することがカギとなります。大学によって出題内容は異なり、特に私立はその大学特有の傾向があるため、出題傾向が自分の得意・不得意とマッチしていれば、合格する可能性も格段に上がります。科目によって配点も違うため、得意科目の配点が高く、不得意科目の配点が低ければ合格する確率はさらに上がります。たとえ偏差値が届いていたとしても、出題傾向が合わずに不合格になってしまうケースもあります。逆を言えば、偏差値は届いてなくても、出題傾向をきちんと把握してしっかり対策を取れば合格できるかもしれないのです。

ポイント2 試験日程はしっかりチェック

各年度で異なりますが、一次試験、二次試験の試験日程が重なっている大学がいくつかあります。複数の大学が同じ日に試験が実施されるということもあるので、いつどの試験を受けるのかはきちんと計画を立てないと、志望度の高い大学を受けそびれる、など重大なミスに繋がります。試験日程も連続しているので、どの大学を選ぶべきか迷う場合は、予備校の先生などに相談するのが良いと思います。

ポイント3 面接や小論文対策はしっかりと

医学部受験生の中には国語が苦手な人もいるはずです。ですから、早い段階からの準備は必須です。願書・面接・小論文は、一つひとつが完成されていても、一貫性がないとチグハグになってしまい、面接本番がボロボロという悲惨な結果になりかねません。大学側は受験生が医療に関する専門的な知識を持っているかを知りたいのではなく、本人がどんな考えを持っていて、どんなことに関心があるのか、どんな倫理観を持っているのかが知りたいので、それぞれのテーマごとに解答を用意するのではなく、主軸となる自分の考えをまとめ、必要最低限の医療知識をつけるようにしましょう。