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おすすめの参考書や問題集と活用法を教えてください。

作成者: 医学部受験ラボ|2019年07月03日
役に立った参考書・問題集 / 大学への数学 / 英単語ターゲット1900 / 名門の森 物理 / 高校これでわかる化学 / 化学の新研究 / 実戦 生物重要問題集

講師や医学部生のおすすめを参考にしてみよう!

数学の問題集はこう使う

数学は数多く問題を解いたほうが勝ちだと思われがちです。もちろんそれにこしたことはないですが、実は重要なのは反復学習。模試でつまずいた問題に対して、3日後、1ヶ月、3ヶ月後というように複数回解かせることによって定着させていきましょう。そのときに課題として問題集を使用するが、最初のページから解いていくというような使い方ではなく、つまずいた問題に対する類題を探して、そこを重点的に解いていきましょう。

その点を踏まえると、自分で学習する受験生は、苦手とする問題について詳しい、もしくは類題の多い参考書や問題集を手にするべきでしょう。

ちなみに現役医大生の間では「大学への数学」(東京出版編集部)が不動の人気を誇っています。「大学への数学」というと難問のイメージが強いが、月刊のほかに「大学への数学 1対1対応の演習」という分野別に基本から標準問題を精選した物も出されているので、ぜひ手に取ってみてください。

英語の参考書・問題集の選び方

英語学習には段階があります。まずは最低限の単語を習得することが必要です。単語の数は英語の強さと比例するからです。まずは「英単語ターゲット1900」(旺文社)をマスターしましょう。このとき本書を完全収録し、例文の入っている別売りのCDも同時に活用するといいでしょう。CDは聞き流すだけでなく必ず自分の声に出してみることで、発音・アクセント対策も同時に行えます。長文読解に関しても、CDの付いた参考書や問題集が望ましいです。1日30分~1時間と決めて、CDを聞きながらの音読を継続することで長文読解に対してもかなりの力が付くでしょう。

理科系科目の参考書と問題集

生物、化学共に教科書レベルの参考書と図録を使用し、辞書的に使用するといいでしょう。現役医大生から評価の高い参考書・問題集の中から数冊を紹介します。

物理

「名門の森 物理」(河合出版)
1問から多くを吸収できるような詳細な解説が魅力です。入試問題から良問を選りすぐり、さらに思いきって手を加えて磨きをかけた「名問」が収録されています。

化学

「高校これでわかる化学」(文英堂)
教科書レベルを強化した、写真やイラスト満載のグラフィックな参考書です。

「化学の新研究」(三省堂)
現役医大生が受験時に使用した化学参考書の中でも評価の高い難関理系向け化学参考書のベストセラー。辞書的に使用するといいでしょう。

生物

「実戦 生物重要問題集」(数研出版社)
「生物基礎」と「生物」の問題が分野ごとに整理されています。標準的な問題を完璧にし、図示問題や記述問題にも対応しています。